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本日は、弊社設計士のとある1日に密着しました👀✨
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弊社で注文住宅を打ち合わせ中のお客さまより、「LDK南のワーキングカウンターに地元産の杉カウンターを使いたい」とのご要望がありました。
当初は北山杉で考えていしたが、奥行き55cmのカウンターが取れる程の太い杉材はほとんど流通しません。そのため、京都府産の杉を採用することとなりました。
今回は杉カウンター材を1枚の無垢板、もしくは2枚ハギ(幅方向に繋ぎ合わせる)の無垢板で製作することになり、その材料の木目確認と使用材の選定に京都市の北部にある木材倉庫を訪れました。
木材倉庫は小学校体育館の約4倍程の広さに及びます。
太陽光や通風により急激に乾燥すると木材に割れや反りがでるため窓は無く、倉庫内部は薄暗いです。真ん中がフォークリフトも通れる通路となっており、その両側に所せましと木材が自然乾燥保管されています。
写真では分かりませんが、屋根が暑くならないようにスプリンクラーで散水している様子が雨音の様に感じられます。
和室や床柱、コートハンガーに使う枝付きの丸太やカウンター、テーブル用の板材が多数ありました。
こちらが今回工事で使う予定のカウンター材です。
奥が京都府産 無垢の1枚板で樹齢はなんと300年程。
手前が京都府産 無垢板2枚を幅方向に繋いでカウンター材に加工して使用しています。
両方の材料ともに表面はほぼ節が無く、裏面も小さな節が幾つかあるだけの上質な材。
今回工事では2枚ハギで施工することになりました。
上質な材のため、小口部分の割れを部分は除外して板取りは弊社にお任せとなりました!
どんなワーキングカウンターが完成するのか楽しみです🌳